アンコール・トム観光(その2)
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使用した写真は、アンコール・トム観光 (その2) です。アンコール・トムはアンコール遺跡の1つでアンコール・ワット寺院の北に位置する城砦都市遺跡。一辺3kmの堀と、ラテライトで作られた8mの高さの城壁で囲まれている。外部とは南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながっている。各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻が施されている。また門から堀を結ぶ橋の欄干には乳海攪拌を模したナーガになっている。またこのナーガを引っ張るアスラ(阿修羅)と神々の像がある。アンコール・トムの中央に、「バイヨン寺院」がある。その周囲にも象のテラスやライ王のテラス、プレア・ピトゥなどの遺跡も残っている。アンコールは、サンスクリット語のナガラ(都市)からでた言葉。またトムは、クメール語で「大きい」という意味。周囲の遺跡とともに世界遺産に登録されている。
今日はアンコール・トムの中央にある、バイヨン寺院の紹介です。この寺院は二重の回廊と中央祠堂を囲む16基の尖塔から構成されています。アンコール・ワットの様な壮大さは有りませんが、異様な雰囲気を持ち、不思議な魅力の有る寺院です。二重の回廊の両方にレリーフが彫られていますが、アンコール・ワットのレリーフと違い、彫りが深くてとても立体感が有ります。レリーフの図柄は、クメール軍の行進、水上戦の様子の他、商売、市場、闘鶏、出産シーン等の庶民の生活を描いているものが多く多彩です。
アンコール・トム観光
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